バリ島のお供えもの作り(チャナン)
チャナンって何?
バリ島にはチャナンと呼ばれるお供え物があります。
バリ島を徒歩で歩いていると至る所で見る事ができます。
ヤシの葉っぱで作られた四角い入れ物に花やお菓子などが添えられていて、バリの人達はこれを家の前、お店の前、寺院の前、オートバイの上のそっと置いてみたり、車の中にも飾っています。
チャナンとは小さな四角いトレーを意味し、イダ・サン・ヒャン・ウィディ・ワサ(Ida Sang Hyang Widhi Wasa)をあがめております。
イダ・サン・ヒャン・ウィディ・ワサ(Ida Sang Hyang Widhi Wasa)とは、
ヒンドゥーの神様は多神教であったために、「えぇい、1つにしちゃおう!」って、神様を1つにしたもの。
英語圏ではアチンタまたはアティンタ( Acintya, also Atintya)と訳されているようです。
アティンタは、”考えられない”または”想像できない人”を意味し、ヒンズー教の最高神とされ、これらをイダ・サン・ヒャン・ウィディ・ワサ(Ida Sang Hyang Widhi Wasa)と呼び、バリ人にとっては感謝の象徴になっています。
世界に平和が与えられたことに対する感謝の言葉、などとなり、毎日お祈りと共に神にささげられているのがチャナンというわけです。
それはそれは至るところでお祈り風景が見られ、チャナンもあちこちで見る事ができますよ~。
チャナンは通常、カラフルな花でいっぱいです。
花の色は白、赤、黄、青、緑です。
これらの色は無作為に選ばれているわけではなく、異なる意味を持っているようで、特定の方向に置かれているようです。
作ってみよう!
でも今回はそれではなくて(えぇ!)
見慣れない他の飾りを作っているのを発見し、
「手伝う!」
って、無理やりお邪魔をしてまいりました。
優しいお姉さんたちがちゃんと教えてくれまして、
写真まで撮ってくれました~。
ここをこうして、
あそこをあーして~。。
一旦教えたら
カメラ・ガールになって私を映す・映す。。
私は不器用ですけど、
バリ人はとーーっても器用!!
子供の頃から作っているもんね。
コンピューターではない手先を使うこの作業、
老化防止に役立つと思いました!
四角いお供え物(チャナン)は、
最近はステープラー(ホチキス)を使いますが、
私が作ったこの飾りは全く使わず、そのまま土に返るもの。
まったくもってバリ島ってエコだなぁ。
Namaste☆